不定愁訴に悩む人が現代では非常に多くなっています。
2020年は世界的な新型コロナウイルスのパンデミックにより、なおさらその傾向が強まっているようです。

さて、では不定愁訴(ふていしゅうそ)とは何なのか。そこから始めたいと思います。

Wikiによると不定愁訴(ふていしゅうそ)とは臨床用語で、患者からの「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、「なんとなく体調が悪い」という強く主観的な多岐にわたる自覚症状の訴えがあるものの、検査をしても客観的所見に乏しく、原因となる病気が見つからない状態を指すとあります。症状が安定せず多岐にわたるために治療も難しく、周囲の理解も得られにくいという非常に厄介な症状です。